リビング学習お役立ちコラム

新時代の学習法「オンライン学習」
メリットや効果を高める環境づくりとは?

新型コロナウイルス感染拡大によって、2020年3月頭から全国の9割以上の小学校・中学校・高等学校などが一斉に休校になりました。休校期間中の子どもたちの学習の遅れが心配される中、注目を集めているのが「オンライン学習」。しかし実際にオンラインでの授業を行なっている学校は一部だけにとどまっています。また、休校中に学校から出された宿題以外に、自宅学習としてオンライン学習サービスの利用を検討された保護者の方々も多いのではないでしょうか。今回は、「オンライン学習」の基礎知識、必要な準備、学習成果を高めるコツをご紹介しましょう。

オンライン学習とは?

オンライン学習とは、インターネットを使ったオンラインでの学習スタイルのこと。オンライン学習とひと口に言っても、大きく分けて2つのタイプがあります。1つはLIVE配信により授業を行うタイプ。リアルタイムで行われるライブ授業は、講師と生徒が質問をしたりそれに答えたりと、双方向のコミュニケーションを取れることが特徴です。理解度に合わせて学びを深められるメリットがあります。もう1つはオンデマンドで配信されるタイプ。あらかじめ用意された映像を生徒が好きなタイミングで視聴し学習を進められるため、復習のために繰り返し視聴することができます。

なぜオンライン学習が話題に?

新型コロナウイルス感染拡大で学校が一斉休校になる以前から、オンライン学習への注目は徐々に高まっていました。オンライン学習のニーズの高まりには、どのような背景があるのでしょうか。

パソコンやスマートフォンの普及

一つ目の背景として、多くの家庭で子どももパソコン・タブレット・スマートフォンなどの機器を持つようになったことが挙げられます。また通信環境の整備によって授業の動画を再生したり、音声でやりとりしたりといった作業がストレスなくできるようになったことも要因になっています。

学習塾や習い事でも導入がスタート

オンライン学習という形は、企業内研修や社会人の学び直し、大学・大学院のサテライト校などでの活用が広がり、続いて学習塾や予備校、学校教育でも導入が進みつつあります。とくに2020年度からは新型コロナウイルスの影響などもあり、学習塾・習い事においてもオンライン学習を実施するサービスが急速に増加。学習塾による授業配信、スポーツ教室によるオンライントレーニングなど、インターネットを活用した学びのスタイルは多様化しています。

こんなオンライン学習サービスも!

子どもの家庭学習を支援するために、さまざまな企業や団体が授業動画やオンラインコンテンツを公開しています。今回は、その一例をご紹介しましょう。

文部科学省【子供の学び応援サイト】 >
小学生、中学生、高校生などを対象に、学校種別ごとの自宅学習の工夫例、単元ごとの映像授業、自宅学習のためのワーク・ドリル・課題などがダウンロードできるリンク集などがまとめられています。外国語やプログラミングが学べる動画、著名人からのメッセージなども充実。

おうちで学ぼう!NHK for School >
Eテレで放送された番組を、学年や学びたい教科に合わせて無料で視聴することができます。国語・算数・理科・社会だけでなく道徳、英語などの外国語、体育など幅広い学びへの入り口として活用できます。

ICT教材eboard(eboard) >
さまざまな事情で学校や塾に通えない子どものために学びを提供してきた「eboard」では、オンライン学習のノウハウを活かし、単元ごとのわかりやすい映像授業と関連するドリルプリントなどを提供。

おうち授業(Yahoo!) >
プロのスポーツ選手によるトレーニング動画、科学者による自宅でできる科学実験、芸能人による生き方講座など、さまざまな世界の著名人による興味深い動画を視聴することができます。教科にとらわれない幅広い内容で小学生から大人まで楽しみながら学べる場です。

オンライン学習のメリット

時間・場所を選ばずに誰でも受講できるインターネットを活用した学びには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

トップクラスの講師の授業が受けられる

もっとも大きなメリットは、一流の指導者の授業を誰もが受けられる点です。住んでいる地域に関わらず質の高い指導を受けることができ、受験や資格試験における地域格差の抑制にもつながります。リアルタイムでの授業であれば双方向のコミュニケーションも可能で、アクティブラーニングの点からもメリットがあると言えるでしょう。

場所や時間の心配がない

通信環境さえ整っていれば世界のどこからでも好きなオンライン授業を受講できることもメリットの一つです。離島や山間部から都心の授業を受けることができますし、同時通訳や翻訳テキストなどを活用すれば、日本だけでなく海外の学校や教育機関によるコンテンツの受講も可能に。オンデマンドでの映像配信授業なら自分の都合に合わせて視聴でき、時差の問題もクリアできます。

教える側・受講する側の
コストが削減できる

オンライン学習では生徒が一箇所に集まる必要がないため、教える側は利便性の良い場所に教室を構える必要がありません。また動画配信に必要となる機材・ソフトはパソコンに内蔵されている場合が多く、初期投資も少なめ。教える側のコスト削減により、授業料を抑えられる点もメリットです。

災害・パンデミックなど
非常時も学べる場所になる

オンライン学習スタイルは、例えば台風や地震、水害など、長期にわたる休校が発生した際にも有効だと考えられています。また、今回のような感染症流行などで外出できない非常時にも、オンラインであれば学び続けることが可能です。

オンライン学習のデメリット

自宅でオンライン学習導入を考える際にはデメリットをきちんと理解しておくことも必要です。

通信環境が学びの質に影響する

インターネットで映像や音声をやりとりして行うオンライン教育には、一定の通信環境が不可欠です。地域・場所によっては接続が不安定だったり、大容量のデータをやりとりできなかったりするケースもあるでしょう。そのような場合、映像や音声が視聴しづらかったり、資料のダウンロードができなかったりと、学習の質に影響を及ぼしてしまうことがあります。

画面を見続けることで健康面の影響もある

授業で使う黒板とは異なり、オンライン学習で使うのはパソコンやタブレット。小さな画面を長時間見続けることで目の疲れや視力低下につながる恐れがあります。また前屈みの状態が続けば、肩こり、腰痛、頭痛などの原因になることも。

自宅なので気が散りやすい

ゲーム機に手を伸ばしたり、SNSを見続けてしまったり……。学校や学習塾とは異なり、自宅でのオンライン学習には周囲に誘惑がいっぱい。集中できる環境づくりが必要だと言えるでしょう。

学校や塾でオンライン学習を
始めるには?

オンライン授業の受講前に、どのような準備をしておくべきでしょうか。リアルタイムで授業が行われる場合も、オンデマンドで映像授業が配信される場合も、下記の準備が基本となります。

まずは通信機器・環境の準備を

オンライン授業に参加するために欠かせないのは、通信機器や通信環境。通信機器としてはインターネットに接続できるパソコン、タブレット、スマートフォンなどが挙げられます。また通信環境では「通信量」がポイントに。30分で200MB程度の通信量があると安心です。スマートフォンなどのモバイル通信でオンライン学習をしようとすると高額な通信量が発生したり、スピード制限がかかったりする恐れもあるため、十分な容量が使えるプランかどうか確認を。

周辺機器の準備も大切

通信機器・環境以外にも、オンライン学習に必要なモノとして下記の項目が挙げられます。とはいえ、今やほとんどのノートパソコンやタブレットにオンライン学習に必要な機器類は内蔵されているので、不要なケースがほとんど。必要に応じて用意しておきましょう。

カメラ
デスクトップパソコンにカメラが内蔵されていない場合などには用意しておきましょう。また、ノートパソコンの内蔵型カメラは画質が悪いものもあるので、子どもの表情がより鮮明に先生に伝わるよう、余裕があれば外付けのカメラを用意するのがオススメです。

マイク
マイク機能がない場合はヘッドフォンとマイクが一体となったヘッドセットがあると便利です。自宅の学習空間に雑音が多い場合などは、ヘッドセットがあると授業の音声も聞き取りやすくなるので便利です。

ソフト
オンライン学習には映像や音声で通話をするためのソフトウェアが必要です。一般的な会議システムを使う場合もあれば、専用のサイトにアクセスして使う…などの方法も。オンライン授業を提供する側がどのような方式に対応しているか事前に確認し、接続の確認をしておくとスムーズに始められます。

子どもと親の心構えも

オンライン授業で使われるツールを事前にダウンロードし、子どもと操作確認をしておくと良いでしょう。トラブルなく接続できるか、カメラやマイクがきちんと使えるか、映像がきちんと映るかどうか、背景に見られたくないモノが映っていないか、接続・切断やミュートなど最低限の操作方法など、親子で確認しておけば授業時に慌てることなく操作できて安心です。

学習効果を高める
オンライン学習の環境づくり

オンライン学習に必要なのは機器類や通信環境だけではありません。それはオンライン学習の学習効果を高められる「環境」です。気が散ったり、ただ聞いているだけになってしまったりしないよう、学びの周辺環境も整えてあげましょう。

子供部屋で?リビング・ダイニングで?

悩ましいのは、オンライン学習を行う場所。子ども部屋は静かに授業を受けられる反面、親の目が届きにくいため集中しているかどうかが分かりません。リビング・ダイニングだと雑音が気になるものの、親がサポートしやすいというメリットも…。どちらが良いかは子どもの年齢やタイプによって異なります。

小学生の場合は、リビング・ダイニングでのオンライン学習が良いでしょう。パソコンの操作方法でわからないことがあっても親がサポートしやすく、子どもは安心して学習に集中できます。中学生・高校生の場合も、自室に入ってしまうとゲーム・SNSなどの誘惑に負けてしまう子の場合は、リビング・ダイニングでオンライン学習を行うのがおすすめです。

継続的な学習習慣をつける「リビング学習」について詳しくはこちら >

オンライン学習に最適な机・椅子とは

リビング・ダイニングでオンライン学習を行う際にどんな机・椅子を使うかということも、学習効果に影響します。例えばソファや地べたに座りローテーブルを使った状態で受講すると、前かがみの姿勢になったり、足が痛くなったりして、長時間集中することができません。ダイニングテーブルを使って椅子に座って行うのがベター。また、授業中には教科書やノートだけでなく辞書・資料集などが必要になる場合もあるため、手の届く場所に学習道具をひとまとめにしておくと便利です。

もっともおすすめなのは、リビング・ダイニングに置いた学習机でオンライン学習を行うスタイル。家族みんなのモノと学習道具が混在してしまいがちなダイニングテーブルに比べ、自分だけの学習机だと集中力がアップ。見守られる安心感と集中力を両立することができます。

オンライン学習でも使いやすい学習机とは

とはいえ、リビング・ダイニングに学習机を置くとインテリアと調和しづらいのでは?と心配される方も多いかもしれません。リビング学習に最適な「MiSEL」なら、リビング空間になじむデザイン性と多様な学習グッズをすっきりしまえる収納性を実現。時間割やメモを張れるマグネットボード、整理整頓しやすい引き出し、目の疲れにくい照明など、学びに集中できる工夫が満載でオンライン学習にもぴったりです。

「MiSEL」について詳しくはこちら >

新型コロナウイルス感染拡大によって、急速に普及しつつあるオンライン学習。はじめは慣れない学習スタイルですが、きちんと環境を整えてあげれば、インターネットに親しい子どもたちはすぐに馴染めるはず。今後もさらに進化することが予想されるオンライン学習を利用し、親子で楽しみながら学びの時間を充実させられると良いですね。

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