子ども4人を東大合格に導いた佐藤ママの「リビング学習」のすすめ子ども4人を東大合格に導いた佐藤ママの「リビング学習」のすすめ

「勉強を日常の一部に」を何より大切にし、4人のお子さん全員を東大理Ⅲに導いた、佐藤ママこと佐藤亮子さん。自宅では日々の暮らしの中で勉強に取り組みやすくするためにリビングに学習机を置き、子どもたちの勉強を見守られてきたそうです。
そんな佐藤ママに、リビング学習のメリットと効果を出すための秘訣についてお話を伺いました。

写真:佐藤 亮子 氏

佐藤 亮子 氏

4人の子ども全員を東大理Ⅲに合格させた母親として、子育て方法などをTV、雑誌などに多数取り上げられる教育活動家。
著書も多数出版し、全国で講演会も行う。子どもの学習環境として「リビング学習」を実践してきた。

長男が生まれたときから
「リビング学習」と決めていた

私自身は子どもの頃、勉強部屋を与えられていましたが、親の目が届かない空間にいると勉強しないと実感していました。親が子どもの教育にきちんと責任を持つためには、まずしっかりと勉強を見守れる環境を作ることが重要なのではないかと。そこで、長男が生まれたときに、リビング学習をわが家に取り入れようと決めたのです。

また、子どもが小学校に入ると家で一緒に過ごせる時間は、1日のわずか1/3程度。同じ空間で過ごすことで、限られた時間での親子のコミュニケーションを大事にしたいという気持ちもありました。日頃からリビングで親子一緒に楽しく勉強も遊びも共有していれば、子どもが勉強に取り組む際のハードルをぐっと下げることもできます。

写真:佐藤 亮子 氏

子どもは基本"勉強嫌い"なので勉強へのハードルを下げることが大切

リビング学習のポイントは、リビングを一時的な勉強スぺースとしてではなく、勉強部屋にしてしまうこと。子ども部屋が別にあると、道具をわざわざ取りに行くのが面倒で学習意欲が削がれてしまうんです。
また、年齢が上がるにつれて部屋にこもりがちになり、子どもの様子に目が届きにくくなります。そうならないためにも、わが家では個室を作らずリビングに学習机を置き、勉強部屋にしました。例えば夕食後に自分の机とノートがすぐそばにあるだけで、勉強に取り組むハードルはぐっと下がります。
物理的に動線を短くすることで、自然と勉強が日常レベルの習慣になっていくのです。

兄弟で真似し合い、学び合う
リビングだからこそのメリットも

わが家では夕飯をみんな一緒に食べ、その後みんなで勉強を始める、というライフスタイルでした。「勉強は一人じゃないと集中できない」と思う人もいるかもしれませんが、学校や塾、試験会場でも物音はしますし、音や人の気配が多少ある方が気持ちも落ち着き集中できると言われています。
それに兄弟が同じ空間で勉強していると、一人がわからなくて悩んでいても誰かが教えてあげたりして……教え教えられ、多様なスタイルで学ぶことは気分転換にもなり学習効率は高まります。うちは4人分の机がすべてリビングにあり、各自が必要なものを身の回りに収納できるようにしていました。

写真:イメージ

リビングなら、手も目も届く
毎日の関わりを何より大切に

鉛筆をくるくる回す、問題を解く手が止まる……そういった「勉強がわからない」のサインにも、リビング学習なら親が気づくことができます。
3~4ヶ月に1度の通知表を見て学習成果を確かめているだけでは、残念ながら手遅れです。大切なのは日々、同じ空間で子どもの様子を見守ってあげること。子どもがノートに向き合う時間はとても孤独ですが、周りで親が見守っている環境があると、安心感を持って勉強に取り組めるのです。

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勉強道具や筆記用具など
すべてのモノの"定位置"を決める

どんどん増えるノート、教科書、参考書、筆記用具、細々したクリップ、シール、輪ゴム……。これらはいつの間にか学習のためのスペースを奪います。必要なときに必要なモノが見つからないと、勉強は先延ばしに。モノの"定位置"を決め、探す時間と手間を減らすことが重要です。
わが家では教科別に箱を用意しておいて、使用後はポンと入れるだけにしていました。片付く仕組みを整えてあげれば親も「片付けなさい」と言わずに済むし、子どももスムーズに学習に着手できる。机まわりの収納のしやすさもリビング学習を成功させるポイントだと言えるでしょう。

子育ての指標は、子どもの笑顔
楽しい!面白い!が学びの糧に

私自身、いつも子どもが笑顔かどうかを大切にしてきました。笑顔が消えてしまうのには必ず理由があると思うんです。勉強の量が多すぎる、時間が足りない、学習内容のレベルが合っていない……リビング学習で子どもの様子が日常的に見えるからこそ気づけることはたくさんあります。
子どもが4人いたら4人ともタイプは異なるので、その子に合わせた距離感で寄り添うことも心がけました。1回教えて理解できる子もいれば、10回教えて理解できる子もいますから。理解できると子どもも勉強が楽しくなって、笑顔になるんです。

写真:イメージ

「勉強が楽しくなる!」の第一歩は
リビング学習から

子育て中の方に話を聞くと、みんな口を揃えて「子どもは放っておいても勉強しない」とおっしゃいます。まさにその通りで、子どもは基本的に一人では勉強ができないんです。だからこそリビング学習で、親も兄弟もみんな一緒に楽しく勉強をすることが良い学習習慣の第一歩になると思います。わが家の4人の子どもたちも「ママがリビングに机とノートを置いてくれなければ、勉強をしなかったと思う」と証言しています(笑)。

一人になりたい時期もあるかも?とか反抗期や思春期はどうすればいいの?など気にする方もいると思いますが、子どもは難しい時期があって当たり前。それも含めて一緒の空間で過ごすことで、親子の時間がより豊かなものになると信じています。

写真:佐藤 亮子 氏
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